タイ語キキタイは、机に向かう時間ではなく、耳が空いている時間のためのアプリです。教科書を読むかわりに、短い音声を何度も聴いて、タイ語の音とリズムに慣れていきます。
はじめて開くと、下に4つのタブが並んでいます。それぞれの役割が分かると、迷わなくなります。
いますぐ聴く — 今日のぶんを選ばずに始める
いちばん左の「いますぐ聴く」がホームです。おすすめのプレイリスト、新着のトラック、タイ語ラジオが上から順に並んでいます。
学習が続かない理由の多くは、教材選びで力尽きることです。このタブは「今日は何をやろうか」を考えずに済むように作ってあります。開いて、いちばん上に出ているものを再生する。それで十分です。
新着トラックにはタイ文字が大きく出ています。読めなくてかまいません。音を聴きながら文字を眺めていると、そのうち形と音が結びついてきます。
探す — 目的から回り道せずにたどり着く
「探す」ではプレイリストとラジオを、カテゴリから探せます。「はじめの一歩」「ことばの基礎」のような学習の段階で選ぶこともできますし、「食べる・飲む」「出かける」「人と仲よくなる」「仕事で使う」のように場面から選ぶこともできます。
おすすめは、来週使う予定がある場面から選ぶことです。旅行の前なら「出かける」、はじめての挨拶を覚えたいなら「人と仲よくなる」。使う予定のあることばは、聴いたときの引っかかり方が違います。
もちろん、キーワードで直接さがすこともできます。
トラックの中身 — タイ文字・発音・意味を一度に見る
トラックを開くと、タイ文字と、その発音をローマ字にしたもの、日本語の意味が並びます。音声に合わせて流れる字幕を開くこともできます。
聴きかたには順番があります。1回目は文字を見ずに、音だけを聴いてください。2回目に文字を見て、聞き取れなかった部分を確かめます。3回目でまた文字を隠します。この行き来をすると、「文字を読んでいるだけ」の状態から抜けられます。
再生速度は 0.5 / 0.75 / 1 / 1.5 / 2 倍に変えられます。速すぎて崩れて聞こえるときは 0.75 倍に落としてください。逆に、意味が分かるようになった音声はあえて 1.5 倍で聴くと、実際の会話の速さに耳が近づきます。
Wi-Fi のあるうちにダウンロードしておけば、電波のない移動中でも聴けます。
覚えタイ — 引っかかったものを取っておく
聴いていて「これは言えるようになりたい」と思ったトラックは、「覚えタイ」に保存します。フォルダを作って自分なりにまとめることもできます。
ここに入れたものは、あとで通しで聴き直してください。1回で覚えようとせず、何日かに分けて同じものを聴くほうが、結果として早く口から出るようになります。保存するときは欲張らず、ほんとうに使いたいものだけにしぼるのがコツです。
タイ語ラジオ — 分からないまま浴びる時間
タイ語ラジオは番組ごとに配信されます。それぞれの回にコメントを書けるので、聞き取れたこと、分からなかったところを残しておけます。
ラジオは全部を理解しようとしないでください。知っている単語がいくつか拾えれば十分です。分からないまま浴びる時間があるかどうかで、半年後の聞き取りがはっきり変わります。家事をしながら、移動しながらで大丈夫です。
マイページ — プランと設定
いちばん右の「マイページ」には、ご契約中のプランと、アプリの設定があります。表示言語やダークモードもここで切り替えられます。
まずは1週間
最初の1週間は、覚える量を目標にしないでください。「いますぐ聴く」を開いて、上から1本再生する。それを毎日やるだけで十分です。
耳は、机に向かった時間ではなく、聴いた回数で慣れていきます。